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2005年を前に

銀杏の落ち葉に初雪と最後まで変な天候の中、早いもので今年もあと2日となりました。毎年の事ですが一年として考えると「あっ」という間に過ぎ去った気がします。ただ、出来事一つずつを振り返るとそれはそれで様々なことがあった気がします。

ところで年初に決めたテーマは「自然体」でした。実際に自然体で過ごせたかなと思うのですが、唖然とする出来事が先月ありました。なんと3年前まで15%を維持していた体脂肪が20%を遥かに超えていたのです。
自然体はよかったのですが、日頃動かしているからと慢心していたのでしょう、まだまだ修行が足りないようです。とういことで来年のテーマは「文武両道」サブタイトル「目指せ18%」に決定するしかないのでした。

今年は、台風の被害が大きかった上に宮崎、北海道から始まって新潟と本当に地震が多く、更に更に年の瀬には追い討ちかけるようにスマトラ沖の大地震と津波と天災の多かった年でした。
最後になりましたが、犠牲者の方々のご冥福を心からお祈りいたします。
来年も皆様にとって幸せな年でありますように。

仮眠の有効性について

ここ数ヶ月「仮眠」について、多くのメディア関係の方々より取材を受け、限られた時間の中、私なりに精一杯お答えさせて頂きましたが、テレビ等では番組の構成上なかなか真意が伝えることが難しく感じております。そこで今回、院長のコラムを通じ改めて私なりの「仮眠」について伝えたいことをまとめてみました。

1.睡眠サロン「NAPIA」を開いたきっかけは?
KIZUカイロに来院する患者さんのデータによると、ここ数年、多くの方の睡眠時間が短くなっているという結果が出ました。睡眠は、人間の自然治癒力を高める上で大きなファクターであるのは皆さんもご存知のことであるとは思いますが、その睡眠が不足することにより多くの不定愁訴を招かれることは、未だ認識が薄い方もいらっしゃることと思います。また、その睡眠不足により、大事故や仕事上のミスなどの原因にもつながっていることが、今のところ、目立ったニュースにはなっておりませんが、少しずつ社会問題になりつつあるのも事実です。
そこで私は、仮眠をとることにより、睡眠不足を少しでも補えるのではと考え、まず当院スタッフに短時間の仮眠を取らせることにより、その有効性と効果を検証しました。結果、実際にスタッフの身体疲労度合いと効率性、モチベーションの向上等に、今まで以上の大きな成果を得ることができましたので、今後、仮眠の有効性を広め、少しでも多くの方々に睡眠不足を解消して頂くべく「NAPIA」をオープンすることといたしました。

2.仮眠による有効性は?
~脳と身体への効果~
質のよい睡眠があってはじめて、脳は高次の情報処理能力を発揮できるのです。もし、癒される空間で20~30分の仮眠を取れれば、脳はストレスから解放され、同時に自律神経も調節されることにより元気を取り戻します。また睡眠不足は腰や首・肩など、身体の各部位に想像以上の負担をかけます。しかし、それは仮眠を取ることによって筋肉・関節・椎間板は元気になり、再び良い姿勢が取れるようになるのです。そうして良い姿勢が保てることにおり、その後の仕事の能率向上とともに、疲労蓄積の予防にもなります。

3.この先の展望は?
現代の社会において、まだまだ、昼寝や仮眠をとることは「怠けている」と捉えられがちですが、今後、社会全体の意識が変わり、人々が仮眠の有効性と必要性を知り、身体的疲労と産業効率の向上を目的に堂々と仮眠をする環境が整えば食事を取るのと同じくらいに「仮眠」が一般的に広がっていくと考えています。

つい先日も英国の「TIMES」社から「NAPIA」の取材を受け、他国においても徐々に仮眠が注目されつつあるのだと思った矢先に、先日(11月1日)ロイター通信より以下の報告がありました。

英国の企業管理職の4分の1が、寝不足のため職場で不機嫌になりがちであることが分かった。 1日発表された調査報告書によると、寝不足と答えた管理職の半数が、疲労から職場で怒鳴ったことがある、と答えた。このほか、ミスを犯しやすいと答えた回答者は、19%に上った。
「寝不足が原因の不機嫌でミスを犯しがちな管理職が、数百万人の英国労働者の監督責任を負っていることになり、経営上好ましいとはいえない」と指摘した。 報告書は解決策として、市街中心部に有料の簡易仮眠施設を設置することや、勤務中の仮眠、特に育児中の管理職に「補充日」を付与することなどを提案している。(英国の民間シンクタンク、デモスと家具小売大手イケアの合同調査より)

近い将来、日本でも昼寝をとる人=「怠者」から「賢者」に変わるかもしれません。但し、夜にとる「睡眠」を「昼寝」に置き換えるのでは根本的な問題の解決とはなっていません。
現代の社会は、テレビ・インターネット等により世界中が24時間繋がっており、その情報洪水の中で人々は生活を余儀なくされています。恐らくその24時間の中で上手に睡眠と昼寝をとっていくためには、どこかで「個人」レベルの歯止めをかける必要かと思います。

ICHIRO選手ありがとう!

「あまりにも、大きさに対するあこがれや、強さに対するあこがれが大きすぎて、自分の可能性をつぶしてしまっている人がたくさんいる。そうではなくて、自分自身の持っている能力を生かすこと、それが可能性を広げることにもつながる。」「また、 第三者の評価を意識した生き方はしたくない。自分が納得した生き方をしたい。
成績は出ているから今の自分でいいんだ、という評価を自分でしてしまっていたら、今の自分はない、人と違うことをやるっていうのが、ぼくの基本ですから。世の中の常識を少しでも変えるっていうことは、人間としての生き甲斐でもありますから。」「面白いし、ドキドキできる。実際にはつらいし、苦しいが、つらく、苦しくなければドキドキしない。今しかできないとも思うから、しんどくてもやるのです」
シアトルマリナーズ イチロー選手がメジャーリーグ年間最多安打を記録後の 共同インタビューでの談話ですが、 「自分はメジャーリーグでは、身体は小さい方であるけど、可能性は無限大であることを日本の子供たちが感じてくれたら」と日本のファンにメッセージを送ってくれました。
また、イチロー選手は、国民栄誉賞の受賞を辞退しました。 「まだまだ、やらなければならないことがあり、プレーを続けている間はもらう立場にはない」と現役中の受賞を辞退することを表明した。 やらなければいけないことは、ワールドチャンピオンになり4割を打つ事なのでしょうか、ますます目が離せません。
もし過去に戻り自分自身が野球少年だったら、きっとメジャーリーグを目指していると思います。イチロー選手に「がんばれ!」とは言いにくいですが、でもがんばれイチロー! ありがとうイチロー! いつも勇気をありがとう!

カイロプラクティックの可能性

先週、当院が病診連携している聖路加国際病院の医療連携パーティーに招待して頂きました。多くの連携病院と聖路加病院の先生達との親睦を含めた情報交換の場として今年で節目の10回目の開催とのことでした。
日頃からカイロプラクティックの有効性について、医師の皆様に話す機会があればと考えておりましたので、この機会に是非と思い、出席させて頂いたのですが、幸運にも聖路加病院の院長様にお話することができました。

「不定愁訴で悩んでいる患者さんに対して、カイロプラクティックは様々な症状に有効であること。整形外科の先生にカイロプラクティック治療について詳しく話す時間を割いて頂けないかと・・」
聖路加院長先生からは、「是非検討してみます」とのいいお返事を頂きました。早期実現に向けて、カイロプラクティック有効性・可能性そして臨床データについての資料作成の準備に取りかかりたいと考えています。

残暑お見舞い申し上げます

お盆休み最後の日曜日は気温も下がり、真夏日(30度以上)の連続記録も40日でストップしたとのことです。本日も暑く、残暑はまだまだ続くようですので暑い夏を満喫したいものです?
ところで、私のお盆休みは、20年ぶりに解剖実習に参加させて頂きました。臨床を通して疑問に感じている点をこの目で確かめたくなったのです。学生達に混じって学生時代とは違った感覚で実習できるのではと期待し、ある程度テーマを絞り、4日間40時間以上に及び学ぶ事ができました。
実習自体は大変な集中力が必要とされたのですが、若い学生達に囲まれ、非常に新鮮で有意義な、時間を過ごす事ができました。
今回の人体解剖より、人間についての知識はやっと入り口に立ったぐらいの感覚でより勉強・研究の必要性を感じ、身を捧げて頂いた献体者様へ報いるためにも臨床に生かすべきだと実感いたしました。
合掌

献体:本人の意思により、死後その遺体を研究用に無償で提供すること。(広辞苑より)