No.256 急性腰痛の早期改善(ぎっくり腰の改善)

症状

症例ケース:急性腰痛 60歳 男性

2日前より、椅子から立つ時に痛み始め、その後寝返りもできなくなり、前に曲げられない状態で来院する。以前にもぎっくり腰を何度か発症しているとのことであった。

分析

ROM検査では、前屈はほとんどできず、左腰部に激痛があり、左側屈でも左腰部に痛み。その他の方向への動きは陰性であった。初回の検査で腸腰筋の緊張具合を触ると、左腸腰筋の緊張が強く周囲の筋膜が固まっている印象であった。また筋力検査・神経知覚には異常はみられなかった。

施術

施術は、この筋膜にフォーカスしたリリースを行い、次に左股関節の大腿骨頭が前方へ動揺している歪みを改善させる。そして腰椎の左側への動揺性を改善させる矯正を腰椎4番に行う。これらの作業を全て行うことにより症状は徐々に回復し、寝返りでも痛みがなくなる。
その後、立ってもらい動きをチェックすると、先ほどあった前屈と左側屈での痛みは消失した。
二回目来院時には、前回の痛みがVAS10とすると今回はVAS1となる。日常生活に問題ないレベルに改善することができた。

急性腰痛症は、一般的には、安静が第一と考えられているが、臨床経験上、歩行困難な腰痛以外は軽減できることが多い。予約時に状態確認するのは、現在自分の足で歩くことがきるかが、急性腰痛の施術可能かの目安でもある。もし自分の足で歩けない状態の場合は以下のブログにある、セルフ改善方法をご覧ください。

*自宅での「ぎっくり腰」セルフケア法
https://shisei-takumi.com/gikkuri-koshi/