No.139 くしゃみと腰痛~ぎっくり腰~ 45才 男性

症状

2週間前にくしゃみをした時に腰に痛みが走り、腰が痛みで伸ばせなくなった。その後、時間とともに痛みは治まってきたが、くしゃみや前屈などで痛み、違和感、不安感を感じる。元々慢性的な腰痛があり、長時間のデスクワークなどで腰に違和感を感じる。今までにも急性腰痛症(ぎっくり腰)を数回経験している。花粉症の為、酷くくしゃみが出る。

分析

初回検査時、姿勢は腰部が若干前屈した状態になっていた。腰部の可動域は、前屈時に不安感や怖さはあるものの殆ど痛みは無かった。前屈時に少し腹部に力が入ると腰下部に痛みがあり、両方の股関節を身体に引き寄せる動作(股関節の屈曲)で身体を丸めると腰部に痛みが再現された。腰部の筋群と腸腰筋に緊張が見られたが、他の検査では特に問題がなかった。 今回のぎっくり腰(急性腰痛症)と腰痛の原因は、日常的なバランスの悪さに加え、デスクワークで疲労、そこにくしゃみで瞬間的に腰を屈めたことが引き金になっていた。特に前屈動作や、腹部の内圧が高くなり腰部へのストレスが高くなるくしゃみは腰のバランスの悪さを強調し痛みの原因となっていた。

施術

初回の治療時、まずは不均衡な筋と姿勢のバランスにアプローチ。加えて、腰部の動きのバランスを崩した関節にもアプローチ。治療後、バランス強化の為にリハビリを行った。治療後は80%程度痛みは軽減し、前屈の怖さは無くなっていた。 その後、4回目の治療までにぎっくり腰(急性腰痛症)とくしゃみでの痛みは消失した。慢性的な腰痛症と習慣的なぎっくり腰の改善の為にリハビリを行いつつ治療継続中。
習慣性のぎっくり腰は、腰のバランスが崩れたまま放置されているケースが多く、緩やかな悪化傾向を辿り、ちょっとした引き金で再発するようになります。年1回~数回ぎっくり腰になる方はきちっとしたケアを行い、再発を避けるよう心がけて下さい。