No.063 バスケットボール中のギックリ腰 16歳 女性 高校バスケットボール部所属

症状

2ヶ月前、練習中にジャンプの着地した時に腰が反ってしまい激痛が走る。その1週間後に整形外科を受診し痛み止めと湿布をもらうが症状は改善しなかった。徐々に状態は悪化し、MRI検査を行ったところ軽い椎間板ヘルニアと診断された。

分析

ROM検査(関節の可動域をみるテスト)において屈曲にて左足~臀部にかけての坐骨神経痛有り・後屈 は痛みの為ほとんど出来ず。SLRテスト(坐骨神経の緊張とヘルニアの陽陰性をみる)にて左70度で左足からハムストリング筋への痛み増強する。 検査結果より、脊柱のカーブが崩れており、腰椎5番と仙骨での関節において、負担を強いられて、それが原因で椎間板にも負担かけていた為に損傷してしまったようであった。

施術

初回~3回までの治療は主に筋肉のスパズムを取り除く、その後関節に可動性をつけていく、8回の治療により80%の回復になり、軽い動きから練習再開してもらう。13回目の治療時点では、走ることも可能になる。現在経過観察中。