No.062 腰痛による側弯 28歳 女性 オフィスワーカー

症状

4年前にバイクを立たせようとして腰に激痛。シビレが出現し両足が熱く感じた。
3年前に水中バレーで腰を反って再び激痛。また昨年にも腰の痛みで歩行困難など、今までに数度となく腰を痛め歩けなくなることがあった。今までは安静にしていると徐々に改善したが、今回の痛みは3日前より発症し、支えてもらわないと歩けなくなる。また、痛みで身体が歪んでしまっている。

分析

姿勢検査において(写真上段Before2.24)のような側弯が見られ、整形外科的テストにてSLRテスト左45度で陽性となる。ROMテストでは、屈曲・伸展ともに痛みがあり、あまり曲げられない状態であった。座位にて痛み増強し、歩行検査では写真のように右に傾き、歩行困難となる。痛みの為自然に身体が右に傾くようであった。整形外科テストより椎間板変性が存在する可能性が高かった。

施術

2回の治療で改善がみられ、身体の傾きも徐々に改善する。ただ、仕事で長時間座っているとその後身体が傾くが、それも5回目の治療で改善する。その後も足首・腰椎・骨盤の機能障害も取り除き8回目の治療で(写真下段After3.25)ほぼ完治する。日常の姿勢に問題であったので 姿勢コンサルティングを実施し日常での姿勢を見直す。現在、経過観察中。