No.244 車で長時間移動後のぎっくり腰(30代男性システムエンジニア)

症状

休日4時間車に乗り里帰り、到着後、車から降りて伸びをした後に腰に激痛を感じて動けなくなる。普段は電車通勤で車には週1回乗るか乗らないか。睡眠時間が平均4時間くらい。運動はしていない。

分析

来院時は痛みで前傾姿勢になっており少しずつでないと歩けない状態でした。姿勢を変える事がつらく、特に反らせるような動きは痛みが強くてできないが、身体をおじぎさせるような前傾姿勢の時は比較的痛みを感じませんでした。

これは腰と骨盤をつないでいる腸腰筋が緊張を強くしすぎてトラブルをおこし動きの制限と痛みを出した事が大きな原因です。それに関連して骨盤が不安定になり今回の症状を引き起こしました。また長い時間車に乗っていた事で太ももやふくらはぎの筋肉の緊張も関係しています。

施術

初回の施術時は痛みが強かったので横向きの姿勢で骨盤と股関節および腰の動きに関係している筋肉の調整をおこないました。施術後、痛みは残っているが前傾姿勢の角度が浅くなり動作時の痛みも軽減した。翌日2回目の施術を行い引き続き骨盤と股関節を調整しました。施術後は普通に立てるようになり静止時にはほとんど痛みを感じなくなりました。その後は週2回のペースで4回の治療を行い今では痛みを全く感じなくなりました。
これから黄金週間になり長距離移動する方が増えますが時々休憩を取って全身のストレッチをするようにして下さい。
  KIZUカイロプラクティック本院 チーフカイロプラクター 竹中伸太郎