No.033 口が開かない(風邪の後) 33歳 男性

症状

休みの間に風邪をひき、あぐらをかいてテレビを長時間見ていた。その後、腰に痛みが走り、寝込んでいた。現在、腰の痛みと共に、昨日より顎が開かなくなり、食べたり喋ったりすると顎の関節に痛みがある。

分析

長時間のあぐら(猫背)による腸腰筋の緊張が腰痛の原因になり、腰部のバランスが崩れた事によって頚部の関節軸が崩れ顎関節の動きを阻害し痛みがでていた。

施術

初回の治療時、腰は痛みの為に前屈が出来ない状態であった、長時間あぐらをかいていたせいで右腹部腸腰筋が過緊張し、腰部前方椎間板に負荷をかけていたので、腹部筋肉の緊張を取り除き、椎間関節をマニステーブルで牽引する。顎関節は、腰の不整列による首の軸の崩れが原因と判断し、首の軸を整える、そして右額関節の緊張を取った。2回の治療で腰痛は改善し、顎関節は開閉可能になった。