No.024 尾骨骨折の後遺症

症状

15年前に尾骨を骨折して以来まっすぐ座れず、また腰も痛む。仰向けでも寝れない。 身体をまっすぐにしているのがつらく、姿勢も崩れている為じっとしていられない。

分析

初回検査時、子供の頃の尾骨骨折から、負荷を避ける為に徐々に姿勢を崩したようである。 その為、仙骨の傾きがひどく重心を左側に傾けている状態になっていた。

施術

仙骨の傾きをとり除き、座位の時に左右の坐骨に重心が均一かかるように調整する。右殿筋が弱化していたので、筋肉の強化も同時に行なう。頚椎の前弯が消失していたので頚椎のカーブをつけ仰向けで寝られるようにする。 5回目の治療から仰向けで寝ることが可能に。だが、少しだけ尾骨が当たる感じ残っていた。10回の治療で症状消失。現在経過見ながら治療中。