No.009 むち打ちの後遺症

症状

10年前に転倒して首のむち打ち症になる。その後、整形外科に通い、その他の治療も行うが効果がなく、自宅では首にカラーを巻いて過ごしてきた。 首を寝違える事は日常茶飯事である。首の痛みは、じっとしていても痛み動かすのは苦痛である。

分析

初回検査時、首の動作は前屈、後屈、左側屈、左回転で痛みと運動制限があった。特に後屈はできない状態であった。 むち打ち症後に首の軸が崩れたまま10年近く経過していた為、慢性化し体力的に自信を消失した状態であった。

施術

痛みの除去と動きをスムーズにさせる事を早期の課題にし治療する。 コルセットをしていた為、筋肉も弱化していた為、筋強化も同時に行なう。 予定より治療の進度が早く、2回の治療で早期の課題であった痛みの消失、頚椎の屈曲制限の改善が達成された。ただ、電車の中で寝たり、自宅での寝方が悪いとその後、多少痛みが再現する。治療継続中。