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花粉症と首の関係

早いもので、もう3月です、そして花粉症の方は辛い毎日を強いられる季節になりますが、KIZUカイロにも毎年、多くの花粉症の患者さんが訪れます。他の症状が主訴であり、花粉症も併せ持ってると言う方がほとんどなのですが、ただ、主訴を改善するとともに花粉症も良くなる方が少なからずいらっしゃいます。
身体全体のバランスを改善することにより自然治癒力が増すこと、自律神経のバランスが整う事そして局所的には後頭下筋群の緊張や、頚椎の歪みによる椎骨動脈の何らかの問題が関与している可能性があるようです。(頭痛も併せ持つ方が多いのも特徴かもしれません)
まだ臨床データを集めている段階ですが更なる研究をして近いうちに発表したいと思います。また、カイロ治療とともにさくら湯を飲んで頂いています。この方法で20年来の花粉症も治った方もいます。自然治癒力=自律神経調節=免疫力とリンクするものですから免疫の過剰反応も例外ではないと考えられます。

臨床ファイル→ひどい頭痛(硬膜膿胞)

健康NEWS→花粉症について

近年、重要な免疫臓器である胸腺やリンパ節などにも、自律神経の末端が届いていることが判明。顆粒球やリンパ球などの白血球も、自律神経系の刺激を受けている事がわかってきました。

勉強姿勢について

受験シーズンもそろそろ終わり、親子共々一喜一憂の時期でしょうか、ところで受験と言えば椅子に座っての勉強ですが、同じ姿勢でそれも長時間(長時間やらないといけないですからね)いることになります。
そこで気になるのが、顔が上向く(顎があがる)姿勢です。昔からスポーツでも疲れてきて顎が上がっているとか指摘されましたが、顎が上がると言えば、「ふっー」とため息をついた時など気力がなくなっている状態でよく見られると思います。
その姿勢にいつもなっている人が多いのが気になります。例えば、今皆さんがPCしている時の姿勢はどうでしょうか?顎が上がっていませんか?頬杖ついていませんか?最近、患者さんで中学生以下の学生が多く見えますが、その姿勢が多いのです。(もちろん大人も多いですが)
尚且つ、この状態は深刻な症状を出現させています。(頚椎と頭蓋骨の関節である脳への出入り口)特に子供は筋肉も弱いため、明らかに問題を引き出しやすいと言っていいでしょう。子供たちは親の姿勢を見て成長します。
まず自分たち大人がPC姿勢を注意してみましょう!

臨床ファイル58(中学3年生の目の疲れ・不眠)をご覧ください。

スポーツコンディショニングについて

プロ・アマ問わず、スポーツ・コンディショニングについて興味をお持ちの方が増えています。
皆さんに共通しているのは、身体の構造に対する意識が高く、限界に近いパフォーマンスを望んでいるのです。
患者さんからも多くのご質問・ご相談を受けます。
よく身体のバランスが良いとか、悪いという話がでてきますが、例えば、一般の方で、
■ゴルフで言えば身体がよく回らないとか、距離がでない。
■空手などの場合は足が挙がらない、重心がとれない。
■バレエでも足の開き・重心・痛み。
■短距離・長距離走(マラソン)での痛み、タイム。
■球技での肩・足の違和感、痛み、スピードなどなど。

そこで重要になるのが「身体の軸・各関節の軸とその周囲の関節・筋の連携」なのです。
ゴルフで腰が回らないからストレッチすれば柔軟性が出てよく回転できるとは限らないのです。ですので、目的が筋力アップだけがでも、この軸の問題を取り除く必要があるのです。
構造上、関節の軸が整ってないと、正常な軸運動は不可能だからです。例えば、ゴルフで腰が回らない問題でも、股関節・膝・足首・下部胸椎など連動する関節の動きも影響しているのです。

 何のスポーツでも、より向上しようと思えば、身体全体を可動範囲限界まで使いますが、この軸を整えた上で可動範囲をつけていく必要があるのです。
カイロプラクティック治療ではそれが可能です、痛みの有無に関係なく、より向上したいとうアスリートの方はご相談ください。

今年の抱負は「自然体で」

年頭の抱負は「毎日がご機嫌」でした、やはりこれは難しかったです、まだまだ人間的に足らない事ばかりな気がします。
今年の抱負を決める前に、今年を振り返ってみます。
コラムを読み直してみるとKIZUカイロ以外では、ゴジラ松井選手の活躍がなんと言っても最高に輝いていましたね、来年も自然体でがんばってほしいです。
それはさておき、当クリニックでの出来事もいろいろありましたがトップ3をあげてみます。

第三位は、コラムにもありますが、2月にテレビ東京で放映されたカイロプラクティックに対する批判に対して、自分たちが今できることとして毎週水曜日の診療後に実施した勉強会です。現在は中断しておりますが7ヶ月間休まず毎週行うことが出来た事です。

第二位は、12月に念願の分院をOPENすることができたことです。患者さんにはご予約等でご迷惑をお掛けしていて、その一歩としての分院開設であります、まだまだいろいろな面で不十分であることは承知の上ですが、患者さんの声を大切にして当院に通って頂いている患者さんが今より更に身体も心も癒されて「通ってよかった」と思って頂けるように精進したいと考えています。

第一位は、コラムにある日本経済新聞9月21日に掲載されていた記事です。 擦り減った軟骨は元には戻らないと言うのが常識だったのが、今回の成果で軟骨にはもともと再生能力があるとわかったこと」です。これは同じ働きをする腰の椎間板、他の軟骨でも言える事だと思います。これはカイロプラクティック治療において、本当に興奮する記事でありました。

特別にもう一つあげたいのが、聖路加国際病院・瑞生助産院等との病診連携です。MRI検査・逆子治療などについて安心できるカイロプラクティックの可能性を更に追求していきたいと思っています。
余談ですが、先週来院された逆子の妊娠9ヶ月の患者さんは、一度の治療時点で改善されています。このまま安産できる事を祈っております。

本当に今年一年ありがとうございました。
当サイトは近日中にリニューアルいたします。もっとためになる健康情報を発信できたらと考えています。
KIZUカイロプラクティック 院長 木津 直昭

妊娠と運動について

当健康ニュース欄にありますように、妊婦と運動について妊娠12週以降が原則であると発表されました。
一分間の心拍数も150以下でと安全基準も設けられました。
ところで当院にも多くの妊婦さんがみえていますが、最近多いのが逆子の方です。これは、この妊娠中の運動と妊娠前からの姿勢が大きく関与していると思われます。
KIZUカイロでは今年より助産院の先生と連携して、逆子状態の改善、骨盤治療・分析して参りました。今年当院で逆子の治療をされた4例中、1例は、治療後逆子がすぐに改善し、通常分娩することができました。また他の方も無事出産できました。
また、不妊症についても6例みることができましたが、内3例は妊娠することもできました。もちろん当院の治療だけではないのはわかっておりますが、骨盤・背骨の治療が何かしらホルモンのバランスや血流において良い結果を生んだのは確かだと思います。
これからも妊娠と骨盤の関係を研究し、助産院や産婦人科の先生と連携し、その効果を広くアナウンスしていきたいと考えています。