第8回 KIZUカイロ新人研修について

 KIZUカイロプラクティックでは、毎月定期的に新人カイロプラクターの治療技術向上に向けた勉強会を開催しています。
今回のテーマは、膝の障害においての「治療上での思考法」
 膝の障害で来院される方は、高齢者に多いのですが、最近は、30代の女性でも膝の不調を訴える方が少なくありません。
 変形性膝関節症、半月板障害、大腿膝蓋関節症など様々な障害名が付いたものがありますが、その障害は教科書通りの結果であり、その原因を思考することが大切です。

なぜ、変形性膝関節症が起きるのか?
この理由が理解できる思考があれば、様々な疾患も同様に考えられるはずなのです!

①変形性膝関節症が起きる理由とは?
障害の原因を解く鍵は、障害を起こったメカニズムについて、解剖学的・生体力学などを屈指して「思考」を張り巡らせ、その理由について知ろうとすることが重要になります。

②変形性膝関節症が起きないようにするには?
起こる理由がわかれば、どうすれば障害が起こらないようにできるかがわかってきます。結果、適切な予防法やエキササイズを患者さんに伝えることができるのです。

漠然と治療方法を学ぶだけでは、様々な障害に対応できないカイロプラクターになってしまいます。教科書通りには、説明できないのが人間の身体です。
障害の起こったメカニズムを理解できるような思考が大切と考え、その障害には「何が起こっているのか?」をいつも考え、創造力を養ってもらいます。

代表院長 木津直昭