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30-40代女性に多発する股関節痛の原因と対処法

以前のブログで取り上げた股関節の障害「五十股」ですが、最近の傾向として女性の30-40代の方に多く発症しています。特に気になるのが、「産後の女性」と「内股の女性」に多い事です。これらの女性たちに共通に起こっている現象は、「骨盤アーチの崩れ」です。
産後の女性は、骨盤が不安定であり、かつ育児中に無理な体勢による抱っこやおんぶなど身体のゆがみを作る姿勢が多いのです。ところが、ご自身の身体のメンテナンスは二の次になり、運動や治療などは、なかなか出来ず、筋肉の弱化や癒着を繰り返し、骨盤アーチを崩してしまうのです。
次に、内股の女性ですが、通常の歩行・立位・座位など日常的な姿勢でも骨盤アーチを崩す力が働いています。長年、その状態を繰り返すことにより、股関節と骨盤に適切な連動が起きず、ある時、無理に伸ばしたり、開いたりした時に障害の発生に繋がるケースが多いのです。
この骨盤アーチで重要なのが、筋の適切な連動作用です。

この筋肉とは、上図にある「腹横筋・骨盤底筋群・多裂筋・横隔膜」です。
これら筋肉は、一般的にも弱化しやすい筋群でもありますし、トレーニングしていても「実際に使われているのだろうか?」「この使い方で合っているのだろうか?」と思ってしまう方が多いのではないでしょうか?
そこで、骨盤アーチを簡単に意識することができ、股関節痛の予防にも繋がる座り方をお教えいたします。
題して「ギッタンバッコン座り」です。

まず固い椅子に座り、上の写真のようにカラダを左右に2−3回「ギッタンバッコン」して坐骨間を両手で閉めるように座ります。
この時に注意してほしいのは、腰が反ってもなく、丸くなってもいない状態にします。
この「ギッタンバッコン座り」すると背筋が伸びて、骨盤が閉まっているのを体感できると思います。

もっと詳しく知りたい方は、「その痛み・不調は座り方を変えれば消える!」(PHP文庫)をご覧ください。
その中に出てくる究極の座り方「丹田座り」を是非ともマスターしてください!
 骨盤アーチの崩れは、股関節の障害の他、将来的には、膝痛や内臓下垂、そして尿漏れなどの原因に成る可能性があるのです。