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ストレートネックのリセットエクササイズ~ストレートネック研究2

しかし電車内はスマホだらけですね。この前も夜10時過ぎの地下鉄の車内で目の前を見ると初老の方一人だけが何も見ないでうとうとしていたのですが、その他の目に入るすべての方がスマホかアイパッドまたは、携帯ゲームをしていました。その時の皆さんの首の前傾度を観察したのですが、背中から丸まっている人、首だけ前傾している人、様々でしたが、やはり姿勢の悪い人が多かったですね。
この姿勢を毎日していれば、ストレートネック状態になるのではと・・・
そこで今回は「ストレートネックのリセットエクササイズ」をご紹介します。

●ストレートネックリセットエクササイズ

以下の5つのエクササイズをセットで行ってください。

①【胸伸ばし運動】
壁に肘をひっかけて、息を吐きながら、胸の筋肉を伸ばしていきます。反対の手で軽くマッサージしながら行うと効果的です。この時に腰が反らないように下腹部には力を入れて行ってください。左右5回ずつ。

②【胸反らし運動】
肩甲骨の間の筋肉を収縮させるように、胸を反らしていきます。
息を吸いながら胸を反らし、同時に首も後に反らします。首に痛みや違和感がある方は無理をしないでください。息を吐きながら五回を目安に行います。立って行うほうがやりやすく、また効果的です。その時に腰が反らないようにお腹に力を入れるのを忘れずにしてください。

③【猫背リセット運動】
椅子に座った姿勢で、背中を後に反らします。背の部分にタオルなどを入れると効果的です。
息を吸いながら両腕を挙げ、肩甲骨の間を収縮させるように腕も後ろに反らします。肩があげにくかったり、痛みや違和感がある場合は無理をしないように。五回ほど行います。

④【背中反らし運動】
自宅では、就寝前にリセットしましょう!息を吐きながら、お腹を伸ばしていく。初めは肘が軽く曲がる程度で、徐々に肘が伸びるまで行う。腰が反らないように注意し、腰に痛みや重みがある場合は無理しないように加減して行う。5回が目安。


上級者編:
⑤【肩甲骨上下運動】
肩甲骨の可動性を出す為の体操です。丹田に力を入れて、腰が反らないように、左右の腕を上下に勢いよく振り上げます。右手を上に振り上げた時は、左手は振り下げます。片手を振り上げるごとに息を「ふー」と吐きながら左右10ずつ回行います。
*⑤のエクササイズは、①~④が気持ちよく行えて、かつ痛みや違和感がない方が行ってください。

*どこかに痛みや違和感がある場合は無理しないでください。
*エクササイズ中に痛みや違和感をある場合、体操を中止し、専門医かカイロプラクターにみてもらいましょう。