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運動連鎖を考える~癒着を取り除く~そしてトレーニング

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先週からセミナー続きで勉強週間でした。一区切りしたので報告させて頂きます。18日(日)は、「JAC関東ブロック」主催の運動連鎖アプローチセミナーに参加させて頂きました。講師の山本先生は、理学療法士として活躍されている運動連鎖の第一人者であり、僕自身も運動連鎖に関しては、研究対象として日々臨床に当たっているので、とても楽しみにしていました。講義全てが興味深い内容ばかりでした。
そして25日(日)は、昨年夏に大阪で受講したグラストンテクニックのアドバンストレーニングの2回目でした。講師は前回と同じUSAオリンピックナショナルチームのトレーナーでもあるMike Dillon ATです。グラストンテクニックは、この復習が大切なのですが、その理由は2つあります。
①テクニックは日々進化している事
②臨床で行っている実体験を通してトレーニングを受ける効果
今回のトレーニングでは、新たな発見もあり、また臨床で確認したいと思っていたことが出来、参加できて本当によかったと思います。また、前夜祭では、チームグラストンジャパンの仲間達が集まり、親交を深め情報交換できるので、楽しく有意義な時間を過ごすことができました。
最後の26日(月)には、セラバンドセミナーに参加いたしました。このセミナーでは、ゴムバンド、ボール、バランスボード等を使った強化エクササイズから固有受容器に対するアプローチ等、現在のトレーニングには必要不可欠なものばかりでとても勉強になりました。
 この3つのセミナーを受講後の感想は、まさしく「自分が今行っている治療の方向性」を強化するものだったと思っています。また、その中で確信したことは、すべて必要なことばかりだけど、実際に臨床の場では一般の方、アマ・プロスポーツすべてにおいて「頑固な痛み」に共通しているのは、やはり「癒着」なのです。この癒着を取り除く必要がありこれを飛び越えてのトレーニングでは最高のパフォーマンスは出にくいということなのです。
改めてグラストンテクニックの必要性を強く感じています。
最後になりますが、今回、運動連鎖のセミナーでお世話になった、山本尚司先生、グラストンアドバンストレーニング、セラバンドセミナーでは、遥遥米国よりMike DillonAT、そしてYozo Kawanishi DC、Shingo Sasaki DC、には、この場を借りて感謝を述べさせて頂きます。また、留守中治療に当たってくれたスタッフ皆にも感謝です!皆様ありがとうございました。