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座り方と椅子選びーその2

■椅子の選び方
前回コラムの続きです。更新が大変遅くなり申し訳ありませんでした。
早速、まずは椅子の選び方についてですが、多くの方が座りやすく、身体にもよく、疲れにくい、自分の体型にあった椅子を選びたいと考えていると思います。
但し、自宅用はこのような願いも叶えられますが、残念ながら会社の椅子はそうもいきませんね・・・

1.クッションの硬さ→柔らかいものは避ける
2.座面の高さ→調節可能なものが多いので問題ないと思います
3.座面の奥域→小柄な女性は特に気をつける
4.肘掛のあるものを選ぶ→肘掛が邪魔になるケースもあるので注意する
5.デスクとの関係→椅子の肘掛の高さも考慮する
6.デザイン重視には気をつける
●結論として、上記を満たせていれば価格はリーズナブルなもので十分である。実際に30分ほど座ってから決めるとよい。また高価な椅子=身体にいいとは限らないので注意!

■座り方について:
人間は座るように作られた構造ではありません。重要なのは座り方です。
よく見かける悪い座り方

1.背中座り: 椅子に浅く座り、背中で座っているような状態。一見、腰が楽なように感じますが、腰椎の後彎を形成し、椎間板に多大な負担をかけています。

2.チョコン座り: 小柄な女性に多い座り方です。一見、姿勢がいい様に見えますが腰が反り返り腰椎下部に負担をかけた座り方です。

3.頬杖座り: マウス操作しながら画面に集中した時に多い座り方です。背中が丸まり、肩が前方に移動し首・肩・肘・鎖骨・背中等の問題も引き起こします。

4.ボディースリップ座り: 長時間座っているとこの座り方になってしまう可能性が高いようです。骨盤がすべり、それにともない身体(背骨)もスリップする為、椎間板にも影響を及ぼす可能性があります。同時に骨盤も開いてしまい股関節の問題を訴える人も増えています。

1.背中座り

2.チョコン座り

3.頬杖座り

4.ボディースリップ座り

*ボディースリップの詳細について

●結論:人間は「動物」です。人間の身体は動くように作られています。ですので完璧な座り方はないと思ってください。時々座り方を変えて、軸リセットすると身体のゆがみが最小限に抑えられて様々な症状の予防になり、骨盤の開きも抑えられます。

*次回コラムでは「その3」としてよい座り方とリセット法を解説します。(次回は2週以内に必ずUPします!)

座り方と椅子選びーその1
座り方と椅子選びーその3
座り方と椅子選びーその4