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スポーツ障害における”身体の軸”について

あっという間に通り過ぎてしまった桜前線、そして今年も早4月です。
この季節になると身体を動かす人が増え、実際にスポーツ障害で来院する患者さんが増えてきます。
そんな中で、患者さんが抱いている身体に対する興味にはいつも驚かされています。どうして悪くなって、どのようにすれば良くなるかに留まらず、その後のパフォーマンス向上への意識も高いのです。

実際に、ピラティス、ヨガ、バレエ、フラメンコ、フラダンス、社交ダンス、スキー、ゴルフ、野球、マラソンなどの障害でいらしている患者さんと接して、最近は特に意識レベルの高さを実感してしまいます。
スポーツ障害やパフォーマンス向上に於いて、特に我々が焦点を当てているのは、“身体の軸”であり、各関節においての“関節の運動軸”なのです。多くのスポーツにおいてよりパフォーマンスを上げるには、この”軸”がすべてのような気がします。

パフォーマンス向上への2大要素
1.身体の軸と各関節の運動軸のバランス
2.その軸のバランスの安定性と柔軟性を高めてくれるインナーマッスルの強化


実は、この2大要素はすべての機能障害の治療(一般的な治療)の延長線上にあります。程度は別ですが、多くの機能障害の原因は“各関節軸の崩れ”と“インナーマッスルの弱化/硬縮”によるものと言っても過言ではないかもしれません。

私たちカイロプラクターの知識と技術は、上記2点を総合的に評価し治療を可能にしています。日々研鑽を重ね、皆様の期待に答えなくてはと強く思います。

余談になりますが、昨年末に総合格闘技PRIDEの無差別級王者エミリヤエンコ・ヒョードル選手がKIZUカイロプラクティックに来院した時にボディーチェックをしました。流石に彼の“身体の軸””関節の運動軸”はすばらしいの一言でした。