2009年5月21日(木)
「骨盤の開き」考察A



前回のコラムから2ヶ月近く空いてしまいました。特に今回は「続編」状態でしたので誠に申し訳ありませんでした。この場をかりてお詫びいたします。
さて、骨盤の開き改善法についてですが、その前に「どうすれば骨盤がしっかりとした状態で開かなくなるか」についてお話しいたします。
結論から言いますと、それは「自然な骨盤の特性」を生かすのです。
ここで言う骨盤の特性とは下図のように地面からの力を上方へ伝えることです。



地面からの力は足を経由して股関節に伝わります。
この左右の股関節からの力は左右の仙腸関節(仙骨と腸骨の関節)ブーツ面に集まります。 そしてこの仙腸関節ブーツ面(下図)で受けた力は腰椎に対して浮遊させる力に変わるのです。
(仙腸関節ブーツ面:仙腸関節は地面からの力を受けるためにブーツ面構造をしています。しっかりと受け止め、上に持ち上げる力を引き出しているのです。)



一つ悪い例を挙げてみます。
下図のように身体のバランスが悪くなり、重心が偏り
右腰部筋肉にいつも負担をかけていると、右の腰部筋群が過緊張を起こし伸びなくなります。
そうすると徐々に重心が崩れ、腰椎、骨盤、股関節と左への動揺が始まります。
これが骨盤の開きに繋がっていくのです。(この場合、右の骨盤は開きにくいのですが、左の股関節や骨盤が外側に押し出されるように開いていくのです。)



地面から上がってきた力は真ん中の背骨に集まります。
しかし、足首、膝、股関節、骨盤、腰椎などにゆがみがあったり、体幹を支える筋肉が弱かったりすると力は外に逃げてしまいます。
骨盤の開きを正すには、日常の生活でこの軸を意識するのが一番の近道になります。
そして身体の体幹を鍛えることと足からの力を体幹中心に集めることが重要なのです。
ただ、注意してほしいのは、上図のように身体が歪んでいる状態で体幹をトレーニングすると痛みが発生したり、余計に左外側に開いてしまう可能性があるということです。
体幹コアトレーニングで腰などを痛めた方は、そんな理由が考えられます。

骨盤開き改善法
@日頃から重心軸を意識して生活する。(歩行も含む)
A軸のトレーニング(足&体幹)
*今回は、基本になる足からの姿勢保持のトレーニングを紹介します。



姿勢トレーニング:背筋を伸ばして上に釣られるような状態から身体を曲げずに息を吐きながらまっすぐ前傾してください、身体が倒れそうになるのを踵(かかと)を挙げずに足指全体で支えるようにする。足裏にアーチを感じられるようになってください!
5秒止めて、一度戻して3回繰り返す。

*エクササイズ途中で痛みや違和感があったらすぐに中断してください。
*特に外反母趾の方は無理しないでください。

2009.5.21 KIZUカイロプラクティック  木津直昭

「骨盤の開き」考察1

骨盤の歪みができる訳

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