2008年5月26日(月)
運動による悪影響



 先日患者さんから受けた質問は「高機能ウェアーって姿勢に良いですか?」。スポーツ用タンクトップなのですが背中側の生地がサポートが強い為に背筋が自然に伸びて、前肩が改善するという効果を期待した商品のようでした。
ただ、この患者さんもこのウェアーを付けてヨガをしたら確かに姿勢は良くなった気がしたが腰が痛くなった為に疑問に思ったとのことでした。

 身体は足から股関節・骨盤・背骨(腰椎・胸椎・頚椎)からなり、そして5キロから8キロはあるだろうとされる頭部を支えています。全体的なバランスが必要で、一つのポイントだけを不自然によくしようとするのは逆効果になることが多いのです。
 「良い姿勢」を身に付けるには個々に合わせた、軸のコントロールやトレーニングが必要です。 「良い姿勢」は、個人差があります。形にはめた「良い姿勢」は逆効果になり、痛みを引き起こす可能性があると言うことを頭に入れておく必要があります。
この影響は最近の様々な姿勢関連グッズに当てはまります。流行の乗馬マシーンや履いているだけで足の筋肉がつく靴とかアンダーウェアー等、骨格のバランスが悪く筋肉も弱い方が無理にいい姿勢にさせようとするのは注意が必要です。

 また、最近特に気になるのが「足」です。足のアーチを形成する筋肉の弱化が目立ちます。チェックしてみると1時間以上散歩している人やスポーツクラブで鍛えている人も正常に足が機能していないのです。言い換えれば正しく歩けていない人がほとんどなのです。
 ただ歩くだけ、走るだけでは正しく使えていない筋肉や関節が存在するというのが最近症状を見ていて思うことです。この影響が膝や腰まで及んでいるケースが年々増え続けています。デスクワークが多く毎日通勤で30分以内しか歩行できていない方は特に注意が必要です。
足については、次回またテーマにしたいと思います。


よい姿勢と悪い姿勢について

2008.5.26 KIZUカイロプラクティック  木津直昭


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