サプリあげるのちょっと待って 「栄養は食事で」が基本



サプリあげるのちょっと待って 「栄養は食事で」が基本

 お受験、新型インフルエンザ…。子供たちの健康が気にかかるシーズンを迎え、「少しでも健康に」「病気予防に」と、サプリメントを飲ませる親が増えているという。国立健康・栄養研究所(東京都新宿区)が行ったアンケートでは、就学前の幼児たちの15%にサプリメントを与えたことがあると回答。ビタミンやミネラルなど特定の成分を濃縮した食品であるサプリメントを、大人たちと同じように飲ませても大丈夫なのだろうか。

・ほとんど必要なし
 サプリメントは生活習慣病への関心が高まる中で急速に普及したが、国内では明確な定義がないのが実情。いわゆる健康食品に分類されるが、特定保健用食品(トクホ)などとは異なり、国による安全性や有効性についての審査はない。
 大人に比べて体格も格段に小さく、成長途上の子供たちのサプリメント利用について、同研究所情報センター長の梅垣敬三さんは「厚労省の国民健康・栄養調査をみてもほとんどの子供は栄養が不足している状態にはないのに」と、その必要性に否定的だ。
 アンケート結果について、梅垣さんは「子供に手厚く食事を作るような保護者が間違った情報を得て、『子供でもサプリメントが必要』『これをとれば賢くなる』などと利用する」と分析。「食品では表示の添加物に気をつけ、天然や自然のものにこだわるのに、(サプリメントには)インターネットや雑誌に出た情報をうのみにして極端な情報に反応している」と語る。

幼児にサプリ、親の15%が与える

 幼稚園や保育所に通わせている保護者の15%が、ビタミンなど特定の成分を濃縮した健康食品のサプリメントを、子供に与えていることが6日、国立健康・栄養研究所(東京)が初めて実施した調査で分かった。
 保護者の6割は「栄養補給」が利用目的と回答。食生活に何らかの改善が必要と感じて、サプリに頼る実態が浮かんだ。
 研究所は、幼児への有効性や安全性など検証したデータは乏しいとし「身体に必要な成分でも安易に与え続けると過剰摂取につながり、幼児に有害な作用が出る恐れがある」と注意喚起している。
 調査は平成19年5月から9月に青森、山形、茨城、栃木、埼玉、千葉、香川の7県の幼稚園や保育所計21カ所で実施。子どもの年齢は6歳までで、保護者2125人のうち1533人から回答を得た。

サプリあげるのちょっと待って 「栄養は食事で」が基本
H22/01/06 産経新聞
幼児にサプリ、親の15%が与える
H21/07/09 産経新聞

独立行政法人国立健康・栄養研究所のサプリメントと子どもの食事でも触れられていますが幼児期のサプリメントの摂取には注意が必要です。必要容量や製品の安全性、効果などに関しては充分に知っておく必要があります。(佐藤)

 



当コラムでも書きましたが、身体に良いことと思われることが過剰になり、自然の流れを壊し、逆に良い結果を生まないことが多い気がします。この記事の中にある、「インターネットや雑誌に出た情報をうのみにして極端な情報に反応している」とありますが、まさに警鐘を鳴らす必要があると思います。(木津)


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