水泳とぜんそくと姿勢のお話



昨日の日経新聞の夕刊に水泳と喘息の関係について興味深い記事が載っていました。

喘息に水泳が有効なのは良く知られている。喘息の症状改善には運動で体力をつけ、心肺機能を高める必要があるが、場合によっては運動が発作を誘発して逆効果になることもある。その点、湿気と気温が高い屋内プールでの水泳なら発作は起きにくく、比較的安全に体力アップできる。
ローマ五輪の女子背泳ぎの銅メダリスト竹宇治(旧姓田中)聡子さんは長女の喘息がきっかけとなり、1970年代からぜんそく児の水泳指導に取り組んでいる。
「温度と湿度に加え、水泳は身体を横にして肩を上下に動かす。自然と複式呼吸になり、大きく息を吸って吐けるようになります。」 五輪に出場した水泳選手のプロフィールを見ても、水泳と出合ったきっかけが「ぜんそく対策」というケースが驚くほど多いのです。
(2005.10.26日本経済新聞夕刊掲載)    




今回この記事を読んでいて、喘息や咳の止まらない患者さんの治療法に合い通じると思いました。先日も夜寝られないほど咳の止まらない患者さんが数回の治療で改善しました。これは胸椎(肩甲骨辺り)の後わんが強くなり肋骨(肋骨は呼吸筋なので、息を吸ったり吐いたりで動く)の動きがなくなる為に息を吸えなくなり発症したのです。胸椎付近の神経刺激(自律神経)の影響もあります。
水泳は背筋を多く使い、胸を開く動作が多いので今回の患者さんに行った治療と同じような動きが脊椎に加わるのでぜんそくに効果があるのではないでしょうか? ただ気をつけなくてはいけないのが、その時の状態です。胸椎の後わんがひどくなると胸が自分の動作だけでは開かなくなる為、他の部分に負担をかけてしまいます。
やはり日常の姿勢が重要になりまね〜それとプールでは泳ぐだけではなく腹式呼吸しながら水中歩行(前傾にならないように)をするといいですね!
しかし五輪に出場した水泳選手が水泳と出合ったきっかけに「ぜんそく対策」が多かったとういのにはビックリしました。 (MAIN:木津直昭)

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