ノロウイルス、子供の間でも急激



ノロウイルスを中心とした感染性胃腸炎が昨年12月以降、子供の間でも急激に増加していることが、定点となる全国約3000の小児科からの報告を集計している国立感染症研究所の1月12日までのまとめで分かった。
 定点当たりの報告数は、過去10年でも上位で、例年の流行のピークである12月上旬から中旬になっても「増加速度は弱まっていない」(感染研)。ノロウイルスは高齢者施設での集団感染や死亡が目立っているが、抵抗力の弱い乳幼児も重症化しやすく、感染研は注意を呼びかけている。
 感染性胃腸炎の1週間ごとの報告数は、昨年11月15日―21日は約1万4500件だったが、同29日―12月5日は約2万6400件、6日―12日は約3万7000件と増加。
 最新の13日―19日の報告では、約4万8000件と急増した。 (1月12日共同通信)

また、全国の高齢者施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎の発生が相次いでいる問題で、厚生労働省は十二日、全国の集団発生の集計をまとめた。今冬の感染性胃腸 炎は全国二百三十六施設で発生している。感染者数の総計は七千八百二十一人で、うちノロウイルスが検出された人は疑い例も含め五千三百七十一人にのぼっている。
 また全国の自治体や保健所などによると、沖縄県と広島市で入所者計二人が死亡したことが分かった。関連が疑われる今シーズンの死者は十六人となった。( 1月13日産経新聞)


<詳細及びリンク>

国立感染症研究所感染症情報センター
病原微生物検出情報(月報):IASR
http://idsc.nih.go.jp/iasr/24/286/inx286-j.html


感染症発生動向調査週報:IDWR 感染症の話
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k04/k04_11/k04_11.html


米国 CDC
http://www.cdc.gov/ncidod/dvrd/revb/gastro/norovirus.htm


(1月12日(水)Yahoo! Newsより掲載)

   



このウイルスによる食中毒の原因食品として生カキ等を使用した食品や献立が大半を占めています。またカキ以外にもウチムラサキ貝(大アサリ)、シジミ、ハマグリ等の二枚貝が食中毒の原因食品となっているようです。
潜伏期間(感染から発症までの時間)は24〜48時間で、主症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度です。通常、これら症状が1〜2日続いた後、治癒し、後遺症もないので心配はいらないそうです。とは言うものの、特に予防策はないので抵抗力の弱い高齢者、子供には注意が必要です。
(MAIN:木津直昭)

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