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寝たきりの原因、転倒防げ -予防研究会が発足-


お年寄りが寝たきりになる大きな原因になっている転倒による骨折を防ぐ研究や情報発信を行おうと、医師や看護師、理学療養士らが4月13日までに「転倒予防医学研究会」(事務局・東京都中央区)を発足させた。

代表世話人の武藤芳照東大教授(身体教育学)は「転倒に関する研究は保健や医療、福祉、スポーツなどさまざまな分野に分かれて行われてきた。これらの成果を集約し、実践的な予防法を確立したい」としている。
武藤教授は「転倒は老化、病気が原因となることもあるが、運動不足という要因も大きい」と指摘。「一種の生活習慣病であり、十分に予防できる」と研究の意義を強調した。

建物や道路、乗り物など環境に潜む転倒の原因も明らかにするため、転倒事故の事例を分析して公表する。「テントウ」にちなみ10月10日に研究集会を行うほか、予防法の普及・啓発のため市民講座や講習会を開催する。 (日本経済新聞2004.4.13掲載)
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