花粉症について

花粉症は花粉を吸い込むことにより引き起こされる疾患です。
花粉は体内では異物です。そのために排除しようとする反応が体内で起きます。入ってきた花粉は鼻の中や目の中の粘膜に付着します。その際に体内では抗体が生成されます。この抗体が花粉と反応することで排除することができます。その反応の際にヒスタミンという化学物質が出され これによりくしゃみ・鼻水といった方法で体外に排出されます。
この反応は誰にでも起きる反応ですが、抗体が多ければ多いほど花粉に反応し化学物質も多く生成されてしまいます、アレルギー体質の人は抗体生成を抑制する力が弱くどんどん作られてしまいます。そのために激しいくしゃみや、鼻水・鼻づまりといった症状がでます。花粉だけでなく室内のホコリやダニなどでも同じような反応が起きることもあります。
よく晴れた日の乾燥している時間帯(午前10時ごろ〜午後3時ごろ)に花粉は広範囲に飛びます。花粉の広がりはその日の天気はもちろん、風向き、温度、湿度によっても変化があるそうです。
花粉症はアレルギー反応ですので極力花粉に触れないことが一番です。晴れた日、風の強い日の外出を控えたり、外出時はマスク・めがねの着用、帰宅時には玄関で花粉をはたきおとし、手洗い・うがい・洗眼・洗髪を行う。花粉に触れない・室内に持ち込まないことで避けることは可能です。
(担当:ANNEX徳田)
参照『慈恵医科大学耳鼻科花粉症のページ』
『花粉情報協会HP』




花粉症の治療は現在、一般的に上記のような対処療法が主流でありますが、これからは根治治療を目指し、抗体を体内に持ち、自律神経を調節し免疫過剰反応を起こさせないようにしていくと考えられます。
ここで免疫のことにふれましょう。免疫とは体を病気から守るしくみで、主に血液中の白血球がその役割を担っています。血液中の主な成分は、赤血球、白血球、血小板などがあります。赤血球は酸素や栄養を体の細胞に運ぶ役目をします。血小板は血液を固まりやすくする成分で、血管を修復したり、けがをしたときのかさぶたとなったりします。白血球は、顆粒球とリンパ球とマクロファージからなります。福田-安保理論は、自律神経と免疫が連動していることを証明しました。交感神経優位だと顆粒球が増え、副交感神経優位だとリンパ球が増えるのです。
現代人は、ストレスによって交感神経優位の状態が続きやすい環境にあります。働きすぎ、心の悩み、痛み止めの長期使用などによって交感神経が優位になり、顆粒球が増えた状態が続きます。顆粒球の寿命は2-3日で、死ぬときに大量に活性酸素を放出します。体内の活性酸素の7-8割は顆粒球が放出したものです。活性酸素はとても大切な働きをしますが、増えすぎるとその強力な酸化力で臓器や血管などに障害を引き起こします。動脈硬化、ガンといった症状や病気の引き金となるのです。加えて、交感神経緊張状態だとリンパ球が減っており、ガンに抵抗することができません。したがって、病気を予防したり治したりするには、自律神経のバランスを整えればよいわけです。
福田-安保理論と自律神経免疫療法より(日本自律神経免疫治療研究会)

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