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安全な健康食品とは


2001年度、国民生活センターに寄せられた健康食品に関する相談件数は1万5千件。ここ5年間で2.2倍と急増しています。その背景には海外旅行やインターネットを利用した通信販売、個人輸入で国内産はもちろん外国製の健康食品も簡単に入手出来ることにあるようです。崩れがちな食生活を補ったり、健康を維持したりと、現代人には欠かせない健康食品。健康食品と言うだけあって安全でないと困りものですが、今回はその選び方を紹介します。
そもそも健康食品とは「健康に役立ちますよ」と言うメーカー側の概念であり、法律上の定義ではないことをご存知でしょうか。医薬品ではない為、本来は効果・効能を表示することは出来ません。 では、多種多様な健康食品の中から、どうやって安全で効果のあるものを選べば良いのでしょう。厚生労働省では科学的な実験データにより健康への効果が確実である食品を「保健機能食品」と認め、「特定保健用食品」と「栄養機能食品」に分けています。 「特定保健用食品」とは心臓病、糖尿病、高血圧などの生活習慣病の予防効果が期待出来ると認められた物。乳酸菌飲料や脂肪のつきにくい油などがこれにあたり約300品目が許可されていて、特定のマークが付けられ、その食品が持つ機能を表示することが出来ます。「栄養機能食品」は、普段の食事では不足しがちな栄養成分を補給出来る食品のこと。ビタミン類12種と、ミネラル類2種の含有量が一定範囲内であれば、栄養素の持つ機能を表示出来ます。
また、日本健康・栄養食品協会では、健康への効果があると認められたに食品に対し「健康補助食品」と定め、有効成分の含有量などの製品規格、製造・加工基準、広告表示の3点について厳しい審査をし、品目別規格基準に適合した製品に「JHFAマーク」の表示を認めています。
健康食品では、効能を広告出来るのは認められた商品だけです。また、病気の危険度を減らすことを示すことは出来ません。安易な広告は疑ってかかり、厚生労働省や日本健康・栄養食品協会などのマークの付いた食品を購入することで安心して健康に役立てましょう。
2002年7月27日 日本経済新聞掲載
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中国製のダイエット食品の問題、国内加工食品の表示の問題など、最近の表示には疑問が付きまといます。消費者は何を信じていいかわからなくなっているのが正直なところだと思います。そうは言っても健康食品に関しては、適合マークを信頼したいものですね。 担当:明田
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