抗ヒスタミン薬を飲むと仕事の能率が低下する?

アレルギー性疾患や花粉症、喘息などの治療に広く使われる抗ヒスタミン薬の一部で、眠気の誘発と作業能率を下げることが問題視されています。その影響の大きさは服容量にもよりますが、ウィスキーをグラス四杯飲んだのと同じ程。仕事の能率低下、作業ミスなどを引き起こす可能性があるとあって使用量や年齢に合わせて服用することを見直す動きが出ています。
ヒスタミンとはのどや鼻粘膜に多い肥満細胞が出す化学伝達物質のことです。このヒスタミンが体内に広くあるH1受容体と結合することで、鼻水が出たりかゆみが生じたりします。この結合反応を防ぎ、症状が出ないようにするのが抗ヒスタミン薬です。
しかし、市販の抗ヒスタミン薬は中枢神経抑制作用を示すため、眠気と作業能率の低下が強く生じてしまいます。このために、機械の操作や車の運転など、ミスをすると大きな事故に繋がりかねない作業に及ぼす影響が懸念されているのです。実際のプラセボ(偽薬)試験で抗ヒスタミン薬を飲んだ群は、認知能力が落ちてしまう事が確認されています。 また、認知能力の低下は必ずしも眠気とは相関しません。眠気を感じるのには個人差がありますし、薬の吸収率も年齢で異なるため、眠気を感じていなくても認知能力の低下している可能性があるのです。ですから、眠気をもたらさない抗ヒスタミン薬と言っても安心は出来ません。特に高齢者の場合、薬が中枢に届く割合が高いため眠気や行動能力の低下が起こりがちです。
抗ヒスタミン薬は喘息などの小児にも使われていますが、使用量は成人とそれほど変わりません。子供と大人とでは薬に対する感受性が異なる為、使用量を検討する必要があるのです。最近になって、各製薬会社は小児向けの抗ヒスタミン薬の臨床試験を進め始めました。近いうちには、こういったタイプの薬が増えてくることでしょう。
使用方法、使用量さえきちんと明確にすれば効果があるだけに、抗ヒスタミン薬の現状を見直す必要に迫られています。
日本経済新聞 2002年6月11日掲載



抗ヒスタミン剤と言えば、最近では花粉症などに多く処方されていることが多いのですが、小児向けなども多いことからこの関連調査には、注意が必要ですね。関連NEWSには注視して行きたいと思います。
担当:明田

トップページ仕切り線診察システム・室内の様子仕切り線臨床ファイル仕切り線予防しましょう仕切り線健康ニュース仕切り線院長のコラムルーム

Q&A仕切り線最新情報仕切り線カイロプラクティックとは仕切り線オンライン予約仕切り線プロフィール仕切り線提携のお知らせ仕切り線KIZU姿勢スクール

Good sleep salon Napia仕切り線昼寝のススメ仕切り線枕の正しい使い方仕切り線サイトマップ仕切り線リクルート情報仕切り線英語版
トップに戻る 最新情報 サイトマップ リクルート情報 MAIN CLINIC/オンライン予約 ANNEX/オンライン予約 トップに戻る メール ANNEX/オンライン予約 Q&A カイロプラクティックとは 臨床ファイル 健康ニュース 健康体操 提携している組織 スタッフのプロフィール オンライン予約 サロン ド キヅ 睡眠/GOOD SLEEP SALON NAPIA