適切な食事習慣で万病予防

食事バランスの崩れが多くの病気につながると言う事は広く知られていますが、先日、それとはまったく関係のなさそうな、脳の病気であるアルツハイマー病の発症にも深い関係があると疫学調査から報告されました。
アルツハイマー病とは脳のアルツハイマー原線維変化で、脳全体が萎縮してしまうものです。痴呆、それを主とする精神病で、初めは物忘れなどの知能低下、欲望の不統制から発症し、徐々に進行して高度の痴呆、人格の崩壊に至ります。
アルツハイマー病の原因は現在でも不明ですが、51人の患者の食生活を調査した所、健康な人と比べて男性患者では摂取エネルギー量の増加や穀類、肉類、植物油の取り過ぎが特に目立ち、一方、女性患者では摂取エネルギーが低く、海藻や緑黄色野菜の量が著しく低かったそうです。また、男女に共通しているのは、青魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)の摂取割合が低かった事のようです。 これを防ぐには青魚を毎日の食卓に並べ、緑黄色野菜をサラダや味噌汁に使うといったバランスの取れた食事を心がける事です。
成人病だけでなく様々な病気を防ぐためには、まず適切な食習慣と運動、睡眠と言う基本的なことが何よりも大事であると言うことでしょう。
日本経済新聞2002年4月11日掲載



アルツハイマー病に関しても、食生活のバランスにより予防できるという研究報告は、意外な感もしますが、やはり生活習慣の改善をすれば予防できるという事実は、骨格・栄養・精神のバランスをとるカイロプラクティック治療の重要性が浮き彫りにされます。

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