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福祉先進国デンマークの介護の実情


福祉先進国デンマークの介護の実情福祉先進国デンマークの介護の実情は、介護総合コンサルタントの談話で「デンマークには腰痛に悩む介護者はいないと断言する。」その根拠とは、力に頼らずとも身体の構造を理解し、看護用具を上手に活用すれば負担の少ない看護ができるという。また「少しでも長く、自宅で自立した生活を」――そういう考えが浸透しているデンマークでは、要介護の高齢者らをベットに寝たきりにせず、残存能力を生かして自立した生活を続ける支援を介護者が心がけている。そのためには毎日、ベットから出ることが大切。起きることは自立した生活の第一歩だからである。道具を使って介護者の負担を減らすだけではなく、高齢者の残存能力を活用する事も重要。力を使った分だけ高齢者は自立した生活を続ける事ができる。
日本人の介護者には腰痛に悩む人が多いと聞くが、重心移動や身体の構造に注意する事で、力を使わずに出来る動作も少なくない。例えば、椅子から抱き起こす作業もそうである。まず、椅子に座る高齢者の前に片膝をついて低い姿勢で向き合う。その上で相手の上半身を自分の方に引き寄せ、頭を自分の肩の上に持って来る。こうすると自然に相手の腰が浮き、重心が前に出てくる。この状態で、介護者は背筋を伸ばし、膝の力を利用して相手を斜め上に持ち上げる。腰に負担をかけることなく、高齢者が椅子から立ち上がる動作を助ける事が出来る。重心移動や身体のメカニズムを理解し、上手に福祉用具を使いこなす事。これが高齢者にとっても介護者にとっても負担の少ない介護の秘けつといえるだろう。
日本経済新聞2002年2月24日より
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日本では、腰痛はホームヘルパーの職業病と言われ、「介護技術が未熟で力に頼りすぎた無理な介護の結果」と介護専門家は分析しているが、私は、介護を考える上での方向性が間違っていると思う。このデンマークのように寝たきりにするのではなく、可能性を引き出す「プラス思考の介護」がかけているのだと思う。KIZUカイロでの姿勢スクールはこの身体のメカニズムの根本を学ぶのできっと介護の分野でも生かされてくるはずである。
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