乳ガン、自己診断で早期発見を

日本では乳がんは女性の死亡者数の4位(1997年)だが、壮年以上を見るとトップである。罹患率も女性のがんの1位を占めている。欧米でも急速に患者が増えており、日本でも今後、著しく増加するのではないかと懸念されている。
「乳がんは、癌の中で唯一と言っていいほど患者を早期に発見できる癌なのです」と癌研究会付属病院の霞富士男乳腺外科部長は言われてます。
また、日本の乳がんの特徴は、症状が進行したものが多い事だと言われているのです。霞さんは「自分で発見するということがあまり行われていないためではないか?」と見る。
乳がんの初期症状の80%はしこりという。これを上手に見つければ治療も早くでき死亡も減らす事ができる。また、乳房の機能温存や生活の質(QOL)も維持出来るのである。
20歳以上の女性は毎月一度は触診するべきである。日頃から乳房の状態を知り、閉経前は月経が始まった5日目から一週間位までの間に触診を行なう。また閉経後はほぼ時期を決めて毎月一回実行して欲しいという。
ポイントは、3〜4本の指をそろえて当て、指の腹で一円玉を書くように乳房全体を触診していく。慣れれば、直径が1cmのしこりも見つける事ができるという。乳がんの場合は予防法が今のところない。だからこそ病状が進行する前に早く手立てをとる事なにより重要である。
日本経済新聞2000年9月25日より



気になるしこりがあったらためらわずに婦人科に行って検査しましょう。初期症状の80%はしこりです。早期発見すれば治療もはやくできます。あまり神経質にならずに触診しながら毎月の違いを覚えておきましょう。

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