不眠症治療には、薬より行動改善を

カナダの博士発表 不眠症に悩む年配の患者に、ベットに入る時間を制限する等の行動療法を 行なったところ、薬を使った治療以上に効果があったと、カナダ・ラバル大学の チャールズ・モリン博士らが17日付けの米国医師会雑誌に発表した。
博士らは、平均65歳の不眠症患者に対して、眠い時だけベットに入る、 睡眠時間の多少に関わらず毎朝同じ時間に起きる、等の制限を課す行動改善療法 を実施、薬を与える治療と効果を比較した。
その結果、2ヶ月後には行動療法を受けた患者18人のうち14人が不眠症ではなくなった。 患者20人のうち10人に効果があった薬物療法よりも良い成績だった。 博士らは、2ヶ月間の治療が終わってから追跡調査を行なった。薬物治療の患者は、 薬を止めると共に効果がなくなっていったが、行動治療を受けた患者は効果が続いていた。行動改善は、以下の5項目

 1. 眠い時だけベッドに入る
 2. 読書やテレビを見る時など睡眠以外にベットを使わない。
 3. 15から20分で寝付けなかったらベットから出る。
 4. 眠るまで 3. を繰り返す。
 5. 毎朝同じ時間に起きる。

日本経済新聞夕刊1999年3月17日(ワシントン16日共同通信)



この治療結果で重要なのは、追跡調査の結果だと思います。 効果が持続していると言う事実です。全世界で不眠症患者は増加の一途と聞きます 薬物に頼らないこのような研究がますます増える事を望みます。

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