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脊椎マニュピレーションの有効性と危険性


日本カイロプラクティック総連盟、日本カイロプラクターズ協会、RMIT大学日本校主催による国際シンポジウムに参加してきました。10月11日、大田区旗の台駅から数分の昭和大学上條講堂で朝9時半から開始され、午前中一部、午後二部の三部構成で、今回のシンポジウムは、有効性と危険性というとても興味の沸く題材でした。
1.「脊椎マニピュレーションに伴う合併症」 Dr.Charlotte Leboeuf-Yde Denmark
2.「脊椎マニピュレーションの危険性」 Dr.Allan Terrett Australian
3.「カイロプラクティック治療の科学的根拠」 Dr.Gert Bronfort USA
この発表の目的は、脊椎マニピュレーションに伴う合併症を予防するもしくは、最小限度にとどめるための、系統的なアプローチを提供する事である。
まず、脊椎マニピュレーションの治療上の効能について説明し、続いて、不適切反応やその一次的予防、二次的予防にも触れる。不適切反応を認知するには、まず、正常反応と異常反応の構成要素を知っておかなければならない。それゆえ、本発表では、自分自身の研究発表をもとにして、正常・異常の見分け方について話を進め、その結果が何を意味するのかについても説明する。
その後に、日常的な実践の中での二次的予防法として、「レッド・フラッグ」方法(警告方法)がどのように生かせるのか、いくつか例を挙げながら解説する。(Dr.Leboeuf)
1999.10.11 国際科学シンポジウム
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「合併症」「危険性」と言う、ともにマイナスイメージに捕らえやすい言葉だし、あまり言葉に出したくないのが正直なところ臨床家なら誰もがそうだと思う。但し、すべての人がこの問題に直面するし日々考えながら治療を行なっているはずである。自分自身の治療方針、方法、等と照らし合わせながら聴講し、自分が自然に行なっている事であり、いつも注意している事である。
それは確かだが、ただ、それは大まかであり系統的なアプローチではない。”自然に行なっている”いわゆる今までの経験を利用しその場で考え実行している、対応が系統的ではないのである。具体的にはカルテにそのようなプログラムを組み入れ、今までの治療方針にその系統的アプローチがプラスされれば、よりいい治療が可能になると。
カイロプラクティック治療は、薬を使わない、副作用のない自然医療である。それは確かな事であるが反面、非常に確立は少ないが傷害、副作用もある。それを肝に命じなければいけない。今回のシンポジウムは非常に意義がある内容であり、かつとても参考になった。
日本のカイロプラクティックは海外に比べ研究分野では非常に遅れている事も痛感し、また、日本でのカイロプラクティックを独立した医療として国民に訴えて行くには、すべてのカイロプラクターが強い意識を持って対処していかなければいけない。また、今回このようなシンポジウムを企画をして頂いた、日本カイロプラクティック総連盟の皆さんの努力と勇気に感謝いたします。
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