「キーボードフィンガー」による指の痛み
45歳 女性 PCエンジニア


半年前からの両手の指の痛みで来院する。整形外科にてレントゲン検査で陰性。痛み止めと湿布をもらうが症状の変化無し。検査を行うと両手の第3、4指に屈曲時に第一関節に痛みが生じ深く曲げられなくなる。PCエンジニアで1日10時間以上パソコンすることも珍しくないとのこと。仕事で悪化し、特に第4指の痛みが強くなり、朝は余計に曲がらなくなる。


初診時の検査では、軽く曲げようとしても左右第4指第一関節に痛みがあり曲げられない。整形外科的テストでは、手根管症候群のテストは陰性である。手首可動域検査は、背屈、掌屈のどちらも可動範囲が狭くなっている。特に伸筋群の緊張が強いことがわかる。


手首が背屈した状態


タオルで手首の背屈を防ぐ


初回の治療は、前腕部の緊張した筋の緩和(特に伸筋群)と、手首の可動域を上げるようにアプローチ。その後、伸筋群と指の腱に対して、グラストンテクニックによる筋・筋膜の癒着を取り除く治療を2〜3分行う。初回の治療後に痛みはなくなり指も曲がるようになる。但し、左の第4指のみ可動制限は残る。2回目の治療で、痛みもなく通常の可動が可能になる。経過観察とともに自宅でのセルフケアとキーボードの使い方を指導する。
 
※この方は、キーボードを打つ時に、手首を少し背屈して打っていた為に、伸筋群の筋・筋膜の癒着を作り、指が曲がらなくなったと思われます。これらの癒着にはグラストンテクニックは即効性があります。

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