姿勢検査では右の背筋をかばうように体が左に傾き、且つ全体的に猫背になっていた。
骨盤は右に流れるような歪みがあり、左右の筋肉の使い方に違いがあった。
加えて、全体的に右肩を前に出ており、身体全体にねじれが生じていた。
可動域検査では右回旋で限局された右背筋痛が再現され、左回旋ではぼんやりと全体的に痛いような感じであった。側屈では回旋ほどの痛みは再現されなかった。
触診で右の脊柱起立筋の過緊張がみられた。
筋力検査では右背筋で局所的な痛みではないが、全体的な痛みが再現された。
治療は最初に右背筋の過緊張を取り除く様に行った。
その時点で痛みはすぐに軽減し、回旋での痛みは4割まで減った。
仙腸関節、腰椎、腸腰筋、腰方形筋などにアプローチし、骨盤の右に流れる歪みを矯正。頚椎、胸椎、腸腰筋などにアプローチし、胸椎の後弯(猫背)を矯正。
右肩関節、肩甲骨、肩甲帯の筋へアプローチし、右肩の前方変位を矯正した。
矯正後は痛みがほぼ消失し、1割程度残る感じであった。
3回の治療で痛みは消失、週末の予定に入っていたゴルフも無事にプレーする事ができた。
プレー後のアフターケアとバランス強化のため継続治療中。
今回の症状は、歪みがひどくなり、右背筋をうまく使えない状態で
スイングを繰り返ししたため起った症状です。
身体全体が左に回転し猫背の状態だと、体幹の筋肉は右に比べ左が短縮され、左に比べ右が伸張された状態になります。
また関節も右に比べ左が閉じた状態で、左に比べ右が開いた状態になっています。
身体の軸がぶれた状態です。
この時に右にバックスイングを行うと、右の背筋を無理な状態で使ってしまい過緊張を起こします。人によっては筋肉がつったような痛みを感じることもあります。
今回は背筋の問題でしたが、軸のぶれた状態で、力んだスイングを行うと、どこかに必ず負担がかかります。
正しい軸で力まずスイングをし、怪我のないようにゴルフを楽しんでください。
(担当:ANNEX院長 近藤)
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