■肩が固まる


40歳 男性 デスクワーカー

10年前より右肩に不調がある。スキーで右肩を下にして転倒したことがあり、それ以降右肩の不調がはじまった。
腕枕をしていると肩が固まる感じがあり、また投球動作では肩関節の後部に痛みを感じる。
仕事では1日に8時間程度パソコンを使用し慢性的に身体が固まっている感じがする。
スキーでの外傷によるものか、肩甲骨と上腕骨の関節で正常な動きが失われていた。特に肩の外旋筋の緊張が強い為に上腕の内旋時に関節の動きが悪くなり、痛みを起こしていた。

治療では、肩関節の後部の筋の緊張を取り、肩関節(肩甲骨と上腕骨の連動性)を正常に戻すようにアプローチ。また、補助的に肩関節の動きに関わる脊柱・鎖骨の動きを整えた。
リハビリとして、肩の安定させるためにセラバンド(ゴム)を使いインナーマッスル(ローテーターカフ)の強化を行った。

10回目の治療時点では、肩の動作はスムーズになり痛みもほぼ消失した。加えて、肩関節のクリック音も減少していた。また、日常生活では肩が固まることが少なくなり、生活上は支障がなくなっていた。

肩の障害は、
1,姿勢の崩れ
2,肩の運動軸のズレ
3,肩の障害(痛み・違和感)
上記のようなパターンで発症するケースが多く見受けられます。
また、肩関節の問題は、上腕骨、肩甲骨、鎖骨、脊柱とそれらに関わる筋群などと連動して起こる事が多く、単純に肩だけの問題としてでは無く周囲の関節へのアプローチやリハビリが重要です。特に今回のケースの様に外傷が引き金になって肩が固まってしまう場合は、弱化している筋肉のトレーニングや機能回復の為のリハビリは欠かせません。

(担当:ANNEX 西村章)


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