■猫背を治したい


28歳女性 事務職
以前より猫背の自覚があったが、最近になって肩こりや疲れやすいといった症状が出てきた。また見た目も良くないので、猫背を改善したいとの事で来院。
首〜肩甲骨の内側にコリ(特に左側)があり、 お腹の調子が悪く下痢しやすい。
姿勢検査では、下図の様に、立位で横から見た時に頭部が肩よりも前、背部の丸まり、骨盤の前方位が見られた。また後ろからの観察では、右肩が左肩よりも下がり頭部は少し左に傾いていた。また肩の筋肉の緊張により、肩をすくめるような姿勢であった。

猫背

関節の可動域検査では、脊柱の通常の動きが行われておらず、後ろに首を反らすと詰まった様な感じが出ていた。肩関節の動きも悪く、両腕をバンザイしたときに胸部の筋にツッパリがあった。

筋肉の触診では、首の後ろから背中の筋の緊張があった。特に肩甲挙筋(首〜肩甲骨につく筋肉)の筋緊張が顕著であった。この肩甲挙筋は肩を吊る様な役目をする筋肉で、この筋肉の緊張により、肩をすくめるような姿勢になっていた。

治療では、上記の検査結果を踏まえて、正しい姿勢をとる上で邪魔をしている筋の緊張をとる事、姿勢を正す上で動きの悪くなっている脊柱の動きを取り戻す事を主に行い、自宅でのエクササイズをアドバイス。
8回の治療時には首〜肩のこりは大きく軽減し、筋の緊張も緩和していた。また、首を反らした時のつまり感も消失。その後、良い姿勢を維持する力や見た目の悪さも改善が見られ現在はメンテナンスを継続中。現在は仕事での疲労などがあると軽度の肩コリは出るものの、エクササイズをすると翌日には回復している状況を維持している。

姿勢の見た目の悪さが気になる方は多いと思いますが、姿勢の改善には、生活習慣で気をつけること・エクササイズも重要となります。姿勢の悪さは人それぞれに違いがあり、その状態にあったエクササイズをしないと、効果が無いだけではなく腰や首などを痛めてしまうこともありますのでご注意下さい。

(担当:ANNEX 西村章)


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