42歳 女性 右腰の痛みと右殿部の痛みを訴えて来院。
3週間前にゴルフの練習で300球近く打った。
練習後半になり、右の股関節付近から殿部にかけての張り感が出てきたが、当日は何ともなかった。
次の日からだんだんと痛みが感じられるようになった。
歩行時には少し鋭い痛みを感じ、長時間同じ姿勢でいると、鈍く重だるい痛みが感じられた。
3日前にも練習に行ったが、50球くらいで痛みが強くなり中止した。
日に日に症状はひどくなっている感じがする。
2ヶ月ほど前からスイング改造を目的に練習を行っている。
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初診時に姿勢で右腰をかばうためか、状態が若干左に傾いていた。
歩行時には股関節が右外側に流れるような動きをしていた。
胸椎の後弯が強く、反り腰にもなっている。
左の腰筋、腸腰筋、殿筋群が過緊張を起こしていた。
特に腸腰筋は緊張が強く、腰部の伸展を妨げるほどであった。
神経学的な異常はみられなかった。
施術は初めに、左右と前後の筋肉のバランスを整えることを行った。
先に左の腸腰筋と腰部、殿筋群の緊張をとり、右の外側への動揺性が強くなった腰椎と股関節への調整を行った。
それに伴い胸椎の後弯をへアプローチし前後のバランスを整えた。
5回の施術で痛みは消失した。
動きの癖が強いので継続治療中。
今回のケースは、スイング改造に原因があると考えられます。
コーチから特に注意を受けたのが、テイクバックでの上半身の回転を上手く使うことと、右から左への体重移動だそうです。
痛みと筋緊張、練習での動きから推測すると分かりやすいです。
テイクバックで上体を回転させる際は、スウェーしないように、右股関節の後方やや外方へ力を移動します。(膝も一緒に流れてはいけない)
それを意識しすぎたことと、若干上体の軸がぶれた状態で行っていたので、股関節付近の筋肉、腰部の筋肉に対しての負荷が過剰にかかっていたと考えられます。
そして、左へ体重が移動する際に自然に移動するのではなく、移動させる意識が強いため左へ流れてしまっていたそうです。
それを抑えようと、左の腸腰筋などが過緊張を起こしたのではないかと考えられます。
理想に近づくために身体を無理に使っていた様です。
スイングは身体の負荷も考え、見た目以上に、その人にあった無理のないスイングが理想だと思います。
自分にあった無理のないスイングでゴルフを楽しんでください。
(担当:ANNEX院長 近藤 信男)
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