46才男性 右肩から右肩甲骨の内側、腕までの痛みを訴えて来院。
ゴルフ暦は約20年。週に1回はやっている(練習も含めて)。
2ヶ月前から、フォームの修正をしている。
1ヶ月くらい前から、右の肩甲骨の内側に違和感を感じ始めた。
初めはゴルフをやった後に感じていたが、だんだんと普段から違和感を感じるようになっていった。
ストレッチなどで対処していたが一向に変化がなく、逆に違和感が増してきている。
2週間前からで右の肩も痛くなり始め、座っていても寝ていてもジワジワ痛みを感じる。
最近では右の腕から指先の方までしびれるような症状が出てきた。
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初診時は特に肩から肩甲骨の内側の痛みが強く出ていて、痛みを避けるためか右肩が下がり首が左に傾いていた。また、猫背になり余計に痛みをかばっているようであった。
動きでは特に頚椎では右回旋制限、胸椎、腰椎では右側屈制限、股関節においては右に流れる動きが強くみられた。
筋肉は左頚部筋の緊張、右肩における肩甲挙筋、菱形筋、大・小円筋などの緊張、股関節における左大腰筋の緊張が強く見られた。
頚椎の整形学検査では特に以上は見られなかった。
神経学検査では若干の感覚減少と筋力の低下がみられた。
治療は初めに痛みをかばって緊張している筋の緩和をおこなった。
次に肩甲骨内側(胸椎椎間関節と肋横突関節)の動きを正常に戻すようにアプローチ。
胸椎の後弯(猫背)、股関節に対しての動きもつけるようにおこなった。
普段の生活では姿勢の指導をおこない、ストレッチや体操もおこなってもらった。
5回の治療で痛みは30パーセントに軽減。
10回の治療で痛みは消失した。
違和感が多少残っているため継続治療中。
今回のケースは以前に報告した「スイングショルダー」と同じ様なケースです。
前回のスイングショルダーは、バックスイングの際に、左腕から肩をより右にひねる結果、起こる障害でした。
今回のスイングショルダーは、同じ様に右にひねっていくのですが、右の肩や腕をより右に引き上げる、引き寄せる結果起きる障害です。
どちらも、バックスイングの際にトップの位置を気にする事で起きる人が多いようです。
スイングは股関節、腰、背中、首の回転運動が主です。可動域は人によって違います。
横峰さくらプロや宮里藍プロと同じ様なトップの位置に持っていくには、もともとの柔軟性も必要です。
自分の柔軟性にあったスイングができると、関節や筋肉に対しての負荷も少なくできるはずです。
姿勢の崩れは可動域を減少させ、結果的に負荷のかかる他の部位に症状が現れます。
ゴルフを楽しむためにも、姿勢を治して自分の正常な可動域を使えることが重要です。
(担当:ANNEX院長 近藤信男)
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・ゴルフ障害M〜プレー中に徐々に悪化する腰痛〜
・ゴルフ障害N 右脇、右背筋(肩甲骨内側)の痛み(スイング改造による障害)
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