■肘の痛み(テニスエルボー)


31歳男性。学生時代からテニスを始め、一年程ブランクがあったが一ヶ月前から再びテニスを始めた。
徐々に、ボールを打つ時に右肘の内側に痛みが出始め、 週に一回のプレイでは痛みが持続しなかったが、週に二回のプレイにしたところ痛みが引かなく なった。
整形外科ではテニスエルボーと診断され痛み止めと湿布を処方された。マッサージやストレッチをやっていたが改善しない為来院。
初診時、肘の可動検査では伸展と回外(肘を外側にひねる動作)で右肘の内側に痛みが誘発された。
また、周辺の筋肉の緊張が強くなっていた。姿勢は肩を前方に巻き込んだような状態になっていた。一年以上のブランクと、肩の可動域の現象により体幹がうまく使えていない為に右肘に負担がかかっていたと思われる。
治療は前方に巻き込んでいる肩を戻すように体幹のバランスを整え、同時に右肘腕尺関節の離開と過伸展を戻すようにアプローチ。筋肉の緊張の原因は肘関節の離開を防ぐために防御反応として緊張しているのでこの場合筋肉を緩めるだけでは改善しにくい状況にあった。三回の治療で痛みは消失し試合にも出られるようになった。現在経過観察中。
(担当:MAIN 松本 智由)


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