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38歳男性、ゴルフ中やゴルフ後の右肘の痛みを訴え来院。4ヶ月前のラウンド中にドライバーでティーショットを打った時に肘に痛みが走った。当日はショット時だけ痛みがあったが数日後には違和感もなくなっていた。翌週の練習中に痛みが再発し、右肘の内側から手首にかけて強い痛みを感じるようになった。整形外科を受診し「ゴルフ肘」と診断される。安静とリハビリで平常時の痛みは無くなったが練習で痛みが再発する。半年前から練習量を増やしていた。
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ゴルフ肘で痛みを感じる肘の内側(上腕骨内側上顆)付近に強い圧痛は見られなかった。姿勢検査では、肘は少し曲げた状態になっており、伸ばし難くなっていた。それに併せて手首は若干内側に回り(回内)、肘と連動していた。また、今回のケースは曲った肘と連動して右肩を内に巻き込む姿勢になっていた。
初回の治療時には曲った状態の肘を治療する為、上腕二頭筋、円回内筋、橈側手根屈筋を緩めた。加えて肘や前腕部などの関節のバランスを調整し、肩など痛みが連動している箇所へもアプローチ。
初回の治療後、肘が伸びる様になり可動性も増していた。ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)発症前からスイングやオーバーワーク気味の練習によって他の筋群を痛めていた可能性もあり、治療を継続しつリハビリと練習を行ってもらう。4回目の治療後の練習で痛みの再発は見られなかった。
練習量の増加や練習の継続による状態を見る為、治療継続中。
今回のケースはゴルフ肘ですが、■ゴルフ障害B 手首の痛みと肘の痛みと非常に良く似たケースです。そこでも書きましたが、ゴルフ肘は、外傷(ダフった時やクラブが合わない等)や反復動作が主なきっかけになります。外傷をそのまま放置すると、スイングバランスの問題以上に肘や手首に負担をかけ問題を長期化してしまいます。長くゴルフを楽しむ為には、小さなダメージであっても放置せずにきちんとケアやリハビリをする事が大事です。
(担当:ANNEX院長 近藤信男)
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