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34歳男性。6月からジョギングを始め、走行中に徐々に左の膝に痛みが出始める。初期は走り始めてから2キロ過ぎあたりから徐々に左膝外側に痛みが出ていたが、今では1キロを過ぎると痛みが出る。走る距離が伸びても膝の痛みが悪化することはないが、鈍い痛みが持続する。整形外科で外側半月板の損傷と診断を受けた。
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初回の検査では、左膝の外側半月板に対するストレステストでは痛みの再現性は無く、その他の膝に関する整形学的検査も陰性だった。
姿勢検査では左の外に重心が偏り、左の足底アーチが減少していた。(下図参照)
加えて左の大腿筋膜張筋の緊張と内転筋に強い圧痛がみられた。
治療では、構造学的に左膝に対して外向きの力が加わっている状態(下図)を改善するようにアプローチ。
加えて膝にかかる重心のバランスを整えるために足関節と股関節を含めて全身の構造的バランスを整えた。
初回の治療後、ジョギング中4キロまでは痛みが出なくなった。3回目の治療後には普段のジョギング距離(5キロ)は膝の痛み無く走れるように改善。マラソン出場を目標にしている為、運動負荷を増やしつつ治療継続中。
今回のケースはスポーツ障害(ランニング障害)としては典型的なパターンの一つです。
重心や構造的なバランスが崩れた状態でスポーツをすると、関節に過負荷がかかりダメージや痛みを発症します。
また、身体のバランスが整わないままトレーニングを行うと、身体のトラブルを招くばかりか、パフォーマンスが低下するため効率的なトレーニングが行えません。怪我の予防、効率的なトレーニングの為にも身体のケアは重要です。
(担当:ANNEX 佐藤 )
ランニング障害についての臨床報告
・ランニング障害@ 足底アーチ消失による足首の痛み
・ランニング障害Bジョギングによる膝の痛み−反張膝−
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