■ぎっくり腰(急性腰痛症)で歩行困難


30才 男性 仕事中にデスクの下の物を取ろうと前屈した時に腰に鋭い痛みが走った。
骨盤部から腰部全体にかけて激しい痛みがあり、ほとんど腰に力が入らない。
痛みが強くあらゆる動きで悪化し、歩行が困難な為に同僚二人に担がれて来院。
急性腰痛症の既往は無く、一週間前から軽度の腰痛はあったものの他に思い当たる原因は無い。
痛みの為に腰を曲げ、背中を起こせない状態にあった。その為に体幹前面の筋群や股関節の屈曲筋群に強い緊張が見られた。また、痛めた時に腰部の筋群がダメージを受けており筋力を発揮できない状態にあった。その他の検査では目立った所見は無い。

体を起こせるように、強く緊張している体幹前面の筋群と股関節の屈曲筋群を緩めるようにアプローチ。加えて痛めている腰部の筋群には保存的なアプローチを取りテーピングでサポート。あらゆる動きで痛みが強く、姿勢を変える事が困難な状態にあった為に動的なアプローチを減らした。一回目の治療後、自力で歩いて帰れるまでには回復。翌日の治療後には歩行時の痛みは消失し、4回目の治療までには痛み、運動的な問題も消失。
その後はメンテナンスと経過観察中。

歩行に困難をきたす程の急性腰痛症の方が来院する事もあります。こういったケースの場合は通常のアプローチだけではなく保存的なアプローチや補助的なアプローチを含めてより回復を早める事も考えます。また、今回の様なケースでは再発を防ぐためにもメンテナンスが非常に重要です。
(担当:ANNEX 佐藤圭太)


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