66歳、女性。3〜4週間前から膝の痛みがあり、この3日前ぐらいからは歩行困難になり、杖をついて歩いている。 整形外科でMRI検査受け、腰椎に圧迫骨折の跡がみられるのと全体的に椎間板が薄くなっていると診断され、ブロック注射と手術を勧められるが、どちらもやりたくないので、当院に来院する。 直接の原因として考えられるのは、痛み出る前に旅先でたくさん歩いたことが考えられるとのこと。
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初診時、歩行検査では、左足を挙上できないので杖をついて歩く。姿勢検査では立位・座位で共に背中が丸まり、特に腰椎上部には圧迫骨折の跡であると考えられる後彎が強く出現。
可動域検査では腰部では痛みはないが屈曲と伸展の動きが制限されていた。膝関節は痛みのため屈曲できず。また膝関節周囲に水が溜まっていた。
腰部全体的に可動範囲は減少しており、特に左腰部と左膝下の筋緊張が強かった。
左腰部と股関節の可動性がない為に膝関節に負担が集中したと考え、まずは左腰部の筋肉の緊張を緩和し、そこから腰椎〜股関節に連動した動きをつけるようアプローチ。
1回の治療で足の挙上・屈曲は可能になり杖無しで歩いて帰ることができる。2回目の治療では、若干の痛み残るが膝の屈伸も可能になる。ただ、膝周囲の水は今回のが直接原因であれば退いてくる可能性は高いが変化ない場合は、整形外科で水を抜いてもらうことも視野に入れながら経過観察中。(年齢的にも数年来からであれば一度抜く必要性もあるからである。)
(担当:MAIN 院長 木津直昭)
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