■急性の首の痛み(スポーツ中のむち打ち症)


42歳 女性 急性の首の痛み
昨日、ラクビーをしていてトライした時に痛める。トライした時に前方に立っていた人と接触し、首を強く過伸展してしまう。直後に痛み、夜冷却するが就寝できず、今朝起きた時も激痛で首を動かすことができない。また、頭痛が強くなり前頭部から目の奥にかけても強い痛みあり。
初診時、激痛(頚部痛・頭痛)のため顔を動かすのも辛そうであった。患部は、炎症のため触れるだけで痛み発生する。
ROM検査では、すべての動きが制限されるが、特に頚部伸展にて頭痛と首の痛みが増強する。
上肢・下肢への神経・知覚の問題はなく、「急性の頚部捻挫」の可能性が強いが、頭痛が強いので、当日は患部冷却と胸椎・腰椎のアライメントを整え、念のため、翌日連携病院にて精査を依頼する。
2日後に連携病院より検査結果「急性の頚部捻挫」の診断頂き、頚部コルセットを1週間してもらう。
その後、炎症が収まった事を確認し、治療再開する。
コルセットを1週間していた為、頚部から背部にかけては硬直した状態であり、可動範囲も制限されたままであった。治療は機能障害を起こしている部位から治療し、特にストレートネックがあった為、頚椎下部の可動域を改善するようアプローチしていく。また環椎が右外側に出る動きが優位に働くのをモビリゼーションにて改善させる。
5回の治療後、痛み消失しすべての可動域は改善。その後慢性的な肩こりがあるので、姿勢コンサルティングを行い現在経過観察中。

この方は今回の「急性頚椎捻挫」を起こす以前にストレートネックと上前方肩甲骨(前肩)があったと推測され、その為今回の事故において後頭部〜上部頚椎への衝撃がかなりあったのだと思われます。今回の症例を含めむち打ち症等の交通事故は防ぐことはできないかもしれませんが、損傷を最小限に収めるためにも改めて日頃の予防と姿勢改善には注意を促して行きたいと思います。
(担当:MAIN 院長 木津直昭)

■ストレートネックについて

ストレートネックについての臨床報告
■整形外科にてMRI検査を受け、C5〜C6間の頚椎ヘルニアと診断される
■脳外科にてレントゲン・MRI検査を受け、ストレートネックと診断される
■手術必要な頚椎ヘルニアの治癒
■顎関節症、肩こり、頭痛
■頚椎椎間板ヘルニアによる首・肩・腕の痛み
■ストレートネックからくる首から腕にかけての痛みとしびれ
■頭痛と吐き気を伴った肩こり(ストレートネック)

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