■慢性腰痛から急性腰痛(ギックリ腰)へ


40歳女性 1日中ヒールを履いての立ち仕事で10年来の慢性的な腰痛があった。2ヶ月前に長時間、中腰での仕事が続いた後、左腰に鋭い痛みを感じる。歩行はもちろんのこと、首を動かすだけでも腰に痛みが走る。整形外科ではレントゲン検査を行うものの異常はないとのことで、痛み止めとコルセットでその後を過ごすが症状が改善しないため来院された。
初診時、腰部可動域検査において各動作で痛みが左腰部に出現。ヘルニアの検査等では異常がなかった。バランスを診ると重心が体幹の左側にかかっており左仙腸関節に極度の負担がかかっていた。
体幹の両方に重心を戻したいものの、腰椎・胸椎の関節に右側へ体重を乗せる可動が消失していた。
筋の緊張も強く、まず筋緊張を取り除く治療からはじめ、腰椎、胸椎の関節に可動性をもたせるように治療をしていく。
約6回の治療でほぼ痛みはなくなる。長時間立ち仕事の影響が大きいのでメンテナンスを含めた治療を継続中。
レントゲン検査は骨に異常がないと陰性になることが多いので、関節のはたらきを診ていくことの必要性を改めて感じた。
(担当:MAIN 伊藤友円)

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