■姿勢の崩れにより肉離れが治らない(中学生)


12歳 中学生の男の子
中学に入ってサッカー部に入部するが、すぐに左足首を捻挫し整形外科でリハビリを行うが、その後右大腿前面の肉離れを起こす。その後もリハビリに通院するが改善せず現在に至る。
姿勢が悪く、勉強中机に覆い被さってしまうくせがある。首を寝違え動かなくなったこともある。 肉離れをして1ヶ月が経過するが改善せず、走る事ができないので心配でお母さんと一緒に来院する。
初診時の検査では、肉離れしている大腿前面は圧痛があり伸展で痛む。各神経・筋肉は異常なく整形外科的検査でも特に問題はない。
姿勢検査では、痛めている右足に重心が行き身体が傾いた状態であった。 ROM(関節可動域TEST)では右股関節に屈曲制限があり、立位で足が挙上できない。
屈曲できない為、大腿四頭筋(前面)に無理な負担をかけ、尚且つその影響から骨盤と腰椎にも強い捻れが生じさせていたようである。
また猫背も強く、胸椎の後わんが強く、腰椎には過前わんがみられた。

まず肉離れになった原因と思われる、股関節の屈曲制限を取り除く治療をする。同時に硬縮していたふくらはぎと大腿後面の筋肉を緩める。2度の治療により股関節屈曲が可能になり患部周辺の筋緊張はなくなる。また骨盤の捻れを取り除き、頚椎から背中にかけた歪んだカーブを整えていった。3度の治療でサッカーも普通に出来るようになり全力疾走も可能になる。右足重心がくせになっているので日常の姿勢を改善し現在経過観察中。
(担当:MAIN 木津直昭)

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