■物を拾おうとしての突然の筋違い


30歳、男性。左手で遠くにある物を拾おうとして突然、左肩・左首に痛みが走り、痛みで左肩が上がらなくなる。その状態のまま週末にサッカーをしていると、途中で首に強い痛みが出現し、首を回すことができなくなってしまった。寝違いは時々あったが、今回のようなひどいケースは初めて。 初診時、頚部ROM検査において各動作で痛みが出現するが、屈曲+右側屈で一番痛みが強かった。また、左肩は水平状態までしか挙がらなかった。首の筋緊張が強く、まず、筋緊張を取り除く治療で左右のバランスをとる。首の痛みは少々残るものの2回の治療で問題なく動かせる状態になる。
そこからは、根本的な原因である脊柱全体のバランスを正常にする治療を行う。肩関節は、胸椎の過剰後わんによってに前下方に変位していたことが原因であったので、脊柱のバランスをとる治療と合わせて正常な動きを取り戻すように治療。6回の治療で首・肩ともに痛みはほぼ消失。現在は、古傷である膝も含め治療を継続中。

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