■左足大腿後面〜踵骨にかけての痛み(バレリーナ)


バレリーナ、40歳、女性。1年前にかかとの痛みが発生し、整形外科にてアキレス腱付着部炎と診断される。その後、痛みは変化せず、ここ4〜5ヶ月前より左大腿後面にも伸ばすと痛みが出て来るようになる。バレエのレッスンを週に4回行っていたが、ストレッチのやり方かやり過ぎが原因ではないかと来院する。 初診時、日常の生活ではそれほど気にならないが、バレエのストレッチなどでは、痛みの為、前屈と開脚ができない。整形外科的検査をすると、腰椎屈曲、SLRテストにて左ハムストリング筋〜アキレス腱〜踵骨に痛み、またバレエのポーズで横と前後の開脚でともに痛みが発生。当初、週に2回の治療計画ですすめる。(当人がバレエのレッスンを継続希望する)
まずは、病状の原因・検査結果・触診などより股関節のアンバランスを取り除く治療する。5回の治療で前屈による大腿後面〜踵にかけての痛みは消失、ただ、開脚での痛みは残る。その後も同じ方向性で10回治療継続するがその場ではいいが、時間の経過とともに同じ症状に戻ってしまうことを繰り返す。その次にPNF療法など筋肉を使いながら関節のバランスを戻す治療を股関節、骨盤、腰椎、胸椎に治療加えていくと、初診〜3ヶ月後には、前後・横の開脚ともに可能になる。(バレエでのポーズもすべて可能になる。)
現在、関節可動(ROM)改善治療を繰り返し行い経過みながら治療継続中。
バレエに関する臨床ファイル
・バレエでの股関節の痛み

・バレエ中の股関節の痛み
・バレエ中の足の痛み

バレエに関するコラム
・バレエスクールの見学
・ダンス障害セミナー参加報告

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