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37歳、女性。10日前に伊豆下田の海岸で転倒し、親指一本に体重を載せてしまう。親指が変形し下田の整形外科で診断を受け、骨には異常はないが腱が切れているのでは?東京に戻るころには痛みが増強し、親指が背屈してしまい、屈曲不可能になる。都内総合病院で再び診断を受け、「右拇指MP関節ロッキング」と診断され、1週間様子みて「手術してはどうか」とすすめられる。
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以前から通院されていた患者さんなので、「先生どうにか動くようにできないですか?」と見せて頂いた親指は、反対側(背側)に反り返り、第一第二関節とも動かない状態でした。単なる突き指とは違い、また損傷後10日経過しているため腫れた感じはなく、ただ動かすと激痛が走るだけでした。初めMP関節の動きを関節クウを少し開きながらつけて行く、また第一中手骨底部の動きも同時につけていく、一日置きに3回治療すると背屈していた関節が徐々に正常の位置に戻ってくる。だいぶ動きが付いたところで、自宅の風呂ので、タオルをしぼるような動きを何度かしてもらう。その日にタオルをしぼる動作をしている時に凄い音がしたと同時に痛みが出現し、その晩は腫れる。翌朝起きると腫れはひき、来院する。動きをみるとほとんど屈曲できる状態に戻る。ただ、少し腫れがあるので今度は、冷却し軽くテーピングで固定する。治療開始後一週間のことである。その後経過良好。
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